「センスがない」「未経験だから無理かも」と思っていませんか? 実は、UIデザイナーは感覚よりも“考える力”が求められる仕事です。だからこそ、そう感じているあなたにもチャンスがあります。
センスがなくてもUIデザイナーになれる3つの理由
「デザインセンスがない」「未経験だから無理」と感じている方でも、UIデザイナーになる可能性は十分にあります。特に次のような特長を持つ人は、成功に近づけるでしょう。
- 論理的に考えられる人:感覚ではなくデータを活用してデザインを評価・改善できる。
- 仮説検証を楽しめる人:デザイン変更による効果を測定し、最適化を繰り返すことに興味がある。
- ユーザー視点を持つ人:使いやすさを第一に考えられる共感力がある。
デザインをロジカルに考えられる人
- データに基づくデザイン:UIデザインは、見た目の良さだけではなく、ユーザーにとってどれだけ使いやすいかが重要です。この使いやすさを感覚やセンスだけで判断するのではなく、数値やデータを基に考えることが求められます。例えば、ユーザビリティテストの結果やクリック率、滞在時間といった具体的なデータを使って評価します。
- 仮説と検証のプロセス:新しいデザインを提案する際には、まずユーザーの行動データを分析し、仮説を立てます。そして、A/Bテストを行い、その結果を基にデザインを修正・改善していくことが重要です。例えば、ボタンの位置を変えるだけでも、クリック率が大きく変わることがあります。こうした数値を基に、より良いデザインを追求する姿勢が必要です。一見すると地味な作業の繰り返しですが、こうした積み重ねこそが効果的なUIデザインには不可欠です。
- エビデンスベースの判断:直感や経験だけでなく、データによって裏付けられている必要があります。例えば、クリック率の低いボタンがあるとします。ここで、単に見た目を良くするだけではなく、クリック率が向上するようにデザインを変更し、その効果をデータで証明できたとき、そのデザインの価値が真に発揮されます。結果がすべてというわけではありませんが、デザインの良し悪しを数値で証明できることが、UIデザイナーにとって非常に重要です。デザインの選択が客観的に正当化され、より良いユーザー体験を追求するための具体的な道しるべとなるのです。
論理的な思考と検証を重ねることで、誰でも優れたUIデザインは実現できます。感覚ではなく数値やデータで改善を繰り返すことで、ユーザーにとって本当に使いやすいインターフェースが生まれます。こうした姿勢を持つ人こそが、UIデザイナーに向いていると言えるでしょう。
さらに、デザインの意図を感覚でなく言葉で説明できるようになれば、クライアントや上司とのコミュニケーションもスムーズになります。経験やセンスより、論理的に説明できる力がUIデザイナーには強く求められます。
ユーザー視点で考えられる人
- 共感力: デザインは作る側の視点ではなく、使う側の視点が大事です。ユーザーがどのように感じ、どのように操作するかを深く理解する能力が求められます。新しいアプリのデザインをする際には、ユーザーが初めて使うときの戸惑いや期待を考慮し、直感的に使えるインターフェースを作成します。ユーザーインタビューや観察を通じて、ユーザーの行動パターンを理解し、その結果をデザインに反映させることが重要です。
ただし、こうした素質を活かすには、正しい方法で基礎をしっかりと学ぶことが欠かせません。UIデザイナーに必要な基礎スキルは以下のようなものです:
- デザインツールの使い方(Adobe XD、Figmaなど)
- 色彩やレイアウトの基本知識
- ユーザー体験(UX)を考慮した設計プロセス
これらのスキルは、正しい指導のもとで学ぶことが重要です。独学で学ぶ際に正しい方向性をつかめないことがありますが、認定されたスクールで学ぶことで確かな知識と技術を習得できます。
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