WEBデザインスクールのマンツーマンレッスンとグループレッスンのメリットデメリット

マンツーマン授業のメリット WEBデザイナー

マンツーマン授業とは?

マンツーマンの授業とは文字通り、一人の学生に対して一人の講師が教えてくれる授業です。
スクールに集まる人のレベルは千差万別。みんなが一緒に学ぶには、差がありすぎるんです。講師も一方的に講義をしているだけでは、一人ひとりがどれくらい理解しているかを見てとることは不可能です。
大人数の授業だと講師の説明が分からなくてもスルーです。手を挙げて質問する人なんていません。マンツーマンの授業ならもちろんすぐ質問できるし、逆に講師の質問に答えられなくて「う~ん」と黙っているときこそ、詳しく回答してもらえます。

こんな人におすすめ

  • 分かるまでとことん質問したいなら:マンツーマンの授業は、「疑問を残したくない」「分かるまで質問したい」という人にオススメです。学校は失敗するところです。そして分からなければいくら質問してもいいのが、学生です。だからマンツーマンの授業では、恥ずかしがらずにとにかく聞きましょう。
  • しっかり技術を身に付けたいなら知っていることを講義されることほど苦痛なことはありません。私の場合は仕事をしながら転職準備のために通ったので限られた時間を使って勉強し、もちろん学費は自費でした。自分が学びたいところを確実にスキルアップしたい場合も、マンツーマンの授業は有意義です。

マンツーマンレッスンのメリット

  • 自分のレベルに合った内容マンツーマンの授業のメリットは、自分のレベルに合せて教えてもらえることです。クラス制だと「そんなこと知ってるよ~」とか逆に「なに言ってるか全然わからない」ということもありますが、マンツーマンではそんなズレを経験することはありません。
    マンツーマンでは他人と比べて自信を失うこともありません。授業は一度ついていけなくなると、そこからモチベーションをなくして受身になりがちです。仕事に活かせる技術を身に付けて卒業するためには、各ポイントを確実に体得することです。この点でもマンツーマンの授業にはメリットがあります。
  • 忙しい人でもスケジュールを組みやすい:スケジュールを組みやすいのもマンツーマンのメリットです。仕事の都合でスクールに行けない日がありましたが、振替日にまた前回の続きからやればよかったのでフレキシブルに授業を組めるのもいいですね。

よく言われるようにWeb関連の仕事は、コミュニケーションスキルは必須です。とはいっても、誰もが人間関係が得意という訳ではありません。口下手でも、仕事が早くて重宝される人はたくさんいます。
マンツーマンの授業ではWebの現場の第一線で活躍する講師が一対一で教えてくれます。講師はそれぞれの技術のプロであり、教えるプロでもあります。いわば、コミュニケーションスキルでも卓越した人たちといっても過言ではありません。
ということで、彼らから技術だけでなくコミュニケーションスキルも学びましょう。学びたい姿勢さえあれば、うまく説明できなくても大丈夫です。講師はその意思を汲んで、一生懸命教えてくれるはずです。講師から「伝える力」を吸収することで、現場での仲間とのコミュニケーションや、クライアントへのプレゼンなどに活かすことができます。
就職について悩んでいるときもマンツーマンの場合、相談する関係ができているので話がスムーズです。

マンツーマン授業のデメリット(注意点)

デメリットを上げるとすれば、受講料が高くなってしまうということ。一人の講師を独占することになるので、グループレッスンなどの受講スタイルと比べてしまうとどうしても受講料は割高になります。もう1つは講師との相性が悪いと最悪です。学ぶ以前に継続することが困難になることも…。講師の方もプロですし、いろいろな生徒さんを経験されてきているので、ケースとしては非常にレアケースだと思いますが、【講師との相性】という点をリスクの1つとして捉えておいたほうが良いかと思います。

受講料のことや講師との相性については、個人の意志・やる気・学ぶ姿勢・心構えなどだけではどうにもならない部分がありますので、デメリットとしてわざわざ説明しなくても想像に難くない部分ですが、マンツーマン授業では得られないものがあるというのが大きなデメリットになり得る可能性があります。
それは「仲間や同士(ライバル)ができない」ということです。シンプルに「授業を楽しく/仲間と仲良く/モチベーション維持」ということも要素としては大事にしたいですがそうことが言いたいのではなく、何を目的に通っているのか、卒業した後のことを想像してください。

まず受講期間中でいえば、当然のことながらクラス制の場合、自分以外の誰かも一緒に学習することになるので、図らずとも多く(自分以外)の考え方、個性、センスといったものに触れることができるんです。これはすごく重要なことで、もしもマンツーマンの講師がある分野に特化したスキルの場合、偏ったスキルになってしまう可能性があります。特にデザインをこれから学ぼうとしている初心者の場合、偏っているのかどうかの判断がつかないのが厄介なところです。

次に、卒業後の場合についてです。特にフリーランスや副業でWEBデザイナーを目指している方に言えることなのですが、【個人で稼ぐ】ことは簡単なことではありませんので人脈はすごく重要になってきます。クラスメイトがいれば、案件や業界に関する情報共有(交換)ができ、自身の営業活動に活かすことができます。また、案件の紹介やサポートの依頼を受けることもあれば、逆にキャパオーバーで手が回らないときや自分よりも適任が要る場合に仲間に案件紹介することもできます。
経験による自身のスキルアップはもちろんのこと、こうした持ちつ持たれつの関係性をうまく築き継続していくことで、繋がりをより強固なものにできると、自然と同士も増え、視野も広がり、依頼される案件の数や種類、領域は拡大され、やがては稼げる額も増えていきます。
こういった【仲間という横の繋がり】はマンツーマンレッスンでは得難いものといえましょう。

とはいえ、昔と違って現在はtwitterやyoutubeなどといったSNSを活用して繋がりを構築することはできますし、イベントやセミナー、オンラインサロンなど積極的に参加することでこの問題を補うことは可能です。クラス制の詳細はクラス制の授業とは?よりご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました