ウェブデザイン技能検定、ウェブ解析士認定試験らの資格について

学校によって力の入れ具合に差が出るウェブ系の検定について

資格をとりたいと考えている方は必見です。デザイナー系の検定について紹介しています。

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WEBデザイナーに必要なウェブデザイン技能検定、ウェブ解析士認定試験とは?

WEBデザイナーに必要な検定試験とは?

ウェブデザイナーになるために、事前に知っておいて欲しい情報をいくつかピックアップして紹介しています。ここではWEBデザイナー向けに「どんな資格の種類があるのか」、またそもそも「WEBデザイナーに資格は必要あるのか?」など資格取得メリットやどんな方におすすめなのかについて解説します。
ウェブデザイナーに検定資格は必要かというと、私の考えでは必ずしも必要ではないと思います。私もスクールで検定資格は取りませんでした。
お金と時間をかけて勉強するわけですから、自分が何をしたいかをハッキリさせる必要はあると思います。転職するための即戦力を身につけたいのか、それともとりあえず検定資格を取りたいのか。会社によっても検定資格者を優遇することがあるかも知れません。

WEBデザインにおいて抑えておくと良いおすすめの資格

Web関連の資格は、本当にたくさんあります。ここでは多くのスクールがカリキュラムとして採用している検定試験とその内容について説明します。

ウェブデザイン技能検定

Web関連の知識スキルを証明できる、唯一の国家資格です。
関連国際規格等に基づき、ウェブデザインに関する知識・技能による実務能力を評価します。1~3級まであり、それぞれ筆記試験、実技試験があります。ウェブデザイン技能検定に合格すると、「ウェブデザイン技能士」を称することができます。
検定試験の内容は、インターネット概論、ウェブデザイン技術などの筆記試験と、ウェブサイト構築(ウェブサイトデザイン、ウェブサイト運用管理)に関する実技試験があります。

■受験料(非課税)
3級 学科: 5,000円 / 実技: 5,000円 (35歳以上)または3,000円(35歳未満)
2級 学科: 6,000円 / 実技: 12,500円(35歳以上)または7,000円(35歳未満)
1級 学科: 7,000円 / 実技: 25,000円 (実技はペーパー実技含む)

■合格率(難易度)
等級ごとに難易度が上がり平均的な合格率は3級は60~70%、2級は40~50%、1級は10~20%くらいだと言われています。 実際に直近で行われた2021年(第3回)の合格率で見てみると下記のような結果になっています。
※1級の実技試験は学科合格者のみ受験可能となっており、2021年度の実技試験は2022年2月20日のため空欄にしています。 見事に平均値の結果となっていますね。

2021年度(第3回) 受験者数 合格者数 合格率
3級 847 606 72%
2級 221 114 52%
1級(学科) 34 10 29%
1級(実技)

※ウェブデザイン技能検定の詳細についてはウェブデザイン技能検定公式サイト

Webクリエイター能力認定試験

サーティファイが主催する民間資格試験です。Webページを制作するためのHTMLコーディング能力、デザイン能力など、Webサイトを構築するための能力を認定します。基礎能力を客観的に証明でき、Web資格としては知名度の高い人気資格です。
認定基準(コース)には【スタンダードコース】と【エキスパートコース】の2種類があり、【スタンダードコース】の出題形式はは実技問題のみ、【エキスパートコース】は知識問題・実技問題で構成されています。
学習の目安としてスタンダードの学習時間は初学者の方でおよそ24時間程度、エキスパートの学習時間はスタンダード取得後でおよそ38時間とされています。
要求されるレベル感としては、【スタンダードコース】ではセマンテックWEBを理解してHTML5をマークアップでき、WEBページのデザインやレイアウトを表現することができるレベルが求められます。
一方、【エキスパートコース】ではレイアウト手法、色彩設計などユーザビリティを考慮したWEBデザインの表現までが要求され、さらにscriptを用いた表現、マルチデバイス対応、新規サイト構築ができるレベルまでの能力が問われます。

■受験料(税込み)
スタンダード:5,900円
エキスパート:7,500円

■合格率(難易度)
累計受験者数:30,888名(2021年3月31日時点)
合格率:91.4%(2020年度平均合格率)
合格基準として設けられている数値は「得点率65%以上」であることや過去問も充実しており、しっかり試験対策して臨めることもあり毎年合格率は高めです。

※ウェブデザイン技能検定の詳細についてはWebクリエイター能力認定試験公式サイトをご覧ください

ウェブ解析士認定試験

日本Webデザイナーズ協会(JWDA)が認定する資格です。今はウェブデザイナーもサイトのアクセス解析やデータ分析から目標達成のための改善など、多くの能力が求められています。 このようにWebサイトの集客力アップなど、成果を上げるWebマーケティングスキルを証明する試験がWeb解析士認定試験です。
ウェブ解析士認定試験には、初級検定と上級検定があります。初級検定はウェブ解析による課題の発見方法と改善手段などを、特定のツールに依存しない形で「ウェブ解析の基礎」を身につけます。上級検定はデータに基づく計画立案、モバイルの測定、 ソーシャルメディアの効果検証など一般のウェブ解析だけにとどまらない多様なスキルを身につけます

■受験料(税込み)
認定講座 11,000円(税込)※任意
初回試験 17,600円(税込)
公式テキスト 4,400円(税込)
認定講座を受講した場合は合計33,000円(税込み)、試験のみの場合は22,000円(税込み)となります。また、不合格となり再試験の場合は別途12,100円の費用が掛かります。

■合格率(難易度)
2021年年度内の数値(集計期間 :2021年11月1日~11月30日)でみると下記の通りになっています。
()内の数値は年度累計の数値となっています。
認定講座受講者数 : 170人(1,946人)
認定試験受験者数 : 466人(3,263人)
合格者数 : 242人(1,835人)
合格率:55.76%
平均の合格率は6割~7割と言われていますので、直近のデータを見る限り合格率は下がっている傾向にあると思います。
累計受験者数:46,208人(2021年12月時点)

※ウェブ解析士の詳細についてはウェブ解析士公式サイトをご覧ください

HTML5プロフェッショナル認定資格

エルビーアイジャパンが認定する資格です。つい最近までまだまだ新しい規格だと思われていたHTML5とCSS3も、今ではすっかりコーディングの世界標準。ウェブ制作の現場においては、HTML5とCSS3がわからなければ仕事になりません。HTML5プロフェッショナル認定資格は、そんなHTML5とCSS3に関する知識力および実践的な技術力を問う試験です。
2014年に誕生したばかりの資格ですが、すでに業界での評価は高く、この資格を持っているだけでウェブクリエイターとしての一定のスキルを証明することができるでしょう。比較的やさしいLevel1と上級者向けのLevel2の2種類の試験が用意されています。

■受験料(税込み)
Level.1 16,500円(税込)
Level.2 16,500円(税込)

■合格率(難易度)
受験者数や合格者の数のデータは公式には公開されていません。

■HTML5アカデミック認定校制度
「LPI-Japan HTML5アカデミック認定校制度」とは、LPI-Japanが独自に定めた学習環境基準をクリアした教育機関をアカデミック認定校に指定し、HTML5プロフェッショナル認定の取得を目指す受験者に質の高い教育を提供する制度です。

※HTML5プロフェッショナル認定試験の詳細についてはHTML5プロフェッショナル認定試験 公式サイトをご覧ください

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定機構が認定する検定資格です。PHPの専門技術取得能力を正当に評価できる検定試験で、「認定者の雇用機会」や「認定者が所属する会社のビジネスチャンス」の拡大を図ることを目的としています。
現在実施中の試験では【PHP7技術者認定初級試験 ITSS レベル1】【PHP5技術者認定初級試験 ITSS レベル1】【PHP5技術者認定上級・準上級試験 ITSS レベル2/3】【PHP5技術者認定ウィザード】の検定があり、セキュリティ強化やWordpressのシェアが高いという背景もあり【ウェブ・セキュリティ基礎試験(徳丸基礎試験)ITSS レベル1】【KUSANAGI for WordPress認定試験】という試験も実施されています。PHPの基礎から実践的内容までをフォローしているので、初心者がPHPをはじめるにはよい教材だと思います。

■受験料(税込み)
PHP関連
・PHP7技術者認定初級試験 ITSS レベル1:13,200円
・PHP5技術者認定初級試験 ITSS レベル1:13,200円
・PHP5技術者認定上級・準上級試験 ITSS レベル2/3:16,500円
その他
・ウェブ・セキュリティ基礎試験(徳丸基礎試験)ITSS レベル1:11,000円
・KUSANAGI for WordPress認定試験:11,000円

■合格率(難易度)
受験者数や合格者の数のデータは公式には公開されていませんので明確な数値はわかりません。初級試験の合格基準は70%で合格率50%~70%程度。
上級試験の合格基準は70%の正解(準上級:50%以上~70%未満の正解)で合格率は10%程度とされているようです。

※PHP技術者認定試験の詳細についてはPHP技術者認定試験公式サイトをご覧ください

Photoshopクリエイター能力検定

サーティファイが主催する資格試験です。Photoshopといえば、ウェブデザインには欠かせないソフトウェア。こちらの検定では、そんなPhotoshopの活用スキルを客観的に認定してくれます。検定にはスタンダードとエキスパートの2種類があり、スタンダードは実技問題のみ、エキスパートは知識問題+実技問題の両面から技量を問われます。
画像編集に関する単純な知識やPhotoshopのテクニックについての確認にとどまらず、いかに臨機応変にニーズに即したコンテンツを作成できるかを重視した試験となっていますので、ウェブクリエイターとしての実践的なスキルを証明できる資格だといえるでしょう。

■受験料(税込み)
スタンダード 7,600円(税込)
エキスパート 8,600円(税込)

■合格率(難易度)
累計受験者数:85,736名(2021年3月31日時点)

合格率:73.9%(2020年度平均合格率)

対策講座のあるスクール

※Photoshopクリエイター能力検定の詳細についてはPhotoshop®クリエイター能力認定試験 公式サイトをご覧ください

アドビ認定アソシエイト

アドビシステムズが公認する国際認定資格「アドビ認定アソシエイト(Adobe Certified Associate-ACA)」です。
「Illustrator」「Photoshop」の基本知識や基本操作などのスキルを証明する資格です。センスを磨くスキルというよりは、効率よくアプリケーションを活用するための正しい使い方が習得でき、画像作成には不可欠なイラスト、ロゴ、パッケージデザイン、各種広告、写真の加工など、あらゆる画像の制作業務を身に着けることができます。また、世界中ほクリエイターが使っているアプリケーションなので、グローバルな資格証明といえるでしょう。
使い方の基礎を身に着けておくことは、基本中の基本ともいえるので、独学で変な癖がつく前に習得しておくと良いかもしれません。 受講価格は10,780円(税込)※(学割価格) 8,580円(税込)となっています。

アドビ認定エキスパート(ACE)※現在は廃止

※すでに廃止されていますが、終了の告知がされておらず検索して調べる方のために消さずに残しておきます。
現在アドビシステムズが公認する国際認定資格「アドビ認定アソシエイト(Adobe Certified Associate-ACA)」【アドビ認定アソシエイト】(※上記に記載しています)という認定資格になっています。
アドビシステムズによって認定される資格です。Photoshop、Illustrator、Dreamweaverなどなど、アドビの製品にはウェブ制作と密接な関係にあるソフトウェアがたくさんあります。アドビ製品を使いこなすことは、ウェブデザイナーとしての最低限のスキルだといえるでしょう。
こちらのアドビ認定エキスパート(ACE)は、そんなアドビ製品についての専門的な知識があることをアドビ自ら認定してくれるものです。ソフトウェアごとに試験が行なわれており、1科目以上合格すれば認定を受けられます。もちろん複数製品の認定を受けることも可能ですから、多くのアドビ製品を使っている場合には多くの科目に挑戦してみてもよいでしょう。

資格だけではないデザインセンスと実務経験

Webマーケティングの検定、PHPの検定の資格取得は有意義かなとも思います。情報が勝負ですからね。ただWebデザインとなるとやっぱりデザインセンスや色彩感覚、Webコーディングの早さなど実際の仕事現場では「検定試験では証明できない部分」が問われます。
安心のために検定資格を取っておきたいと思うかも知れませんが、私の周りでも仕事の上で(採用で)検定資格を重要視するという人や企業に会ったことはありません。
Photoshopなどのアプリケーションの基本スキルや実務経験が問われることや、ポートフォリオなどの制作実績などが選考で重視されることのほうが圧倒的に多いと思います。
なので、資格取得を優先するよりも実績作りや経験を積むことに重きをおいたほうが即戦力として採用されやすいと思います。

>>デザインセンスを磨くために、今できる事!

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