Webデザイナーの年収アップに向けたスキルアップ術とキャリアプラン

WEBデザイナーの年収アップ WEBデザイナー

Webデザイナーの平均年収は

求人情報・転職サイトdodaが調査した『平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)』(2021年9月~2022年8月の1年間)の最新版(2022年12月発表)によると、Webデザイナーの平均年収は、361万円(月給約30.08万円)となっています。
この数値は前年の356万円から5万円アップという結果になっていますが、2020年度の年収については、コロナの感染拡大の影響により一部の職種を除きほとんどの職種でDOWNトレンドとなっていましたので、少し回復してきたという状態です(コロナ直前の平均年収は363万円)。

この金額はデザイン(Illustrator、Photoshop)のアプリケーションスキルはもちろん、コーディングもできて、SEO対策ができるくらいのレベルだと思ってください。タグ(HTML、CSS、JavaScript)が書けるだけでしたら月給はもっと下がるでしょう。
Webデザインなら社内で作るだけでなく、外注するという手段もあります。工数と単価を計算すると、場合によっては社員に給料を払うより外注する方が安いこともあります。なので正社員として働く場合、外注さんより会社にメリットをもたらす何らかのスキルが求められます。
例えばクライアントのウケがいい(よく聞いて要望を反映できる)、ちょっとくらいはムリを聞いてくれる、自分から便利なツールなどを提案できる、などです。
また、自分の給料単価を上げるにはスキルアップは必須です。スマホ対応や、WordPressを使って様々な機能をアドオンできる、JavaScript、PHPもできるとなってくると年収400~500万円以上の給料が望めます。
今求められているWebデザイナーはマルチな能力を持っていることが重要視されるのです。
ちなみに、「クリエイティブ系」の平均年収は374万円(男性413万円/女性346万円)で、昨年の372万円から2万円アップしました(コロナ直前の平均年収は381万円)。

※数値は『 【163の職種別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ)』より参考にしています。

WEBデザイナーの年収を上げる方法

WEB系の職種を変える

Webデザイナーの給料アップの可能性は、技術習得だけではありません。Webプロデューサー/ディレクター(平均年収430万円(男性467万円/女性401万円)ほど)、クリエイティブディレクター/アートディレクター(平均年収482万円(男性524万円/女性424万円)ほど)(※いずれも転職サイトのDODA最新調べ)という職種への転身です。これらはクライアントとの間に立って、納期、スケジュール、クオリティ、メンバー決定などトータルで責任をとる重要な役職です。
実は今までは技術のない人が(仕方なく?)ディレクター職について技術者に指示を出すことが多かったのですが、これからは何かの技術を持ったスペシャリストがそういう責任職に就いていくようになると思います。技術面で分からない人の指示では、不合理なことが多かったのです。
給料を上げる可能性は、いろいろと選べます。任されている仕事で手いっぱいになるのではなく、どんどん自分のキャパを広げて、会社と給料アップの交渉ができるように自分なりのプランを立てておきましょう。

UI/UXデザイナーを目指す

近年、UI/UXデザイナーの需要が急増しており、その注目度も高まっています。UI/UXデザイナーは、Webサイトやスマートフォンアプリなどのデザインにおいて、ユーザーにとって使いやすいデザインやシステムを設計する仕事です。UIは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略で、製品やサービスの見た目や操作性を指します。UX(User Experience)デザインは、ユーザーがWebサイトに訪問した際に、分かりやすく公表された情報や体験を通じて満足感を得られるよう設計することを目指します。ユーザー心理に精通し、UIデザインだけでなくUXデザインも考慮できるスキルが求められます。

UIデザイナーの平均年収は約595万円であり、これは日本の平均年収と比較してかなり高い傾向にあります。具体的には、月給換算で約50万円であり、初任給は約25万円程度が一般的な相場とされています。ただし、派遣社員やアルバイト・パートの場合は平均時給がそれぞれ1,994円と1,303円となっています。

正社員の給与分布を見ると、特に586〜667万円の範囲が多く見受けられ、平均年収の595万円もこの範囲に含まれます。一方で、全体的な給与幅は342〜993万円と比較的広く、勤務先や経験レベル、求められるスキルによっても大きな差が生じることが分かります。※数値は『UIデザイナーの仕事の平均年収は595万円/平均時給は1,303円!給料ナビで詳しく紹介|求人ボックス』より参考にしています。

今から目指すなら、UI/UX領域に精通したデザイナーじゃないかと思います。
UI/UXデザイナーを目指したいとお考えの方は『おすすめUIUXデザインスクール』から選び方、おすすめのスクールを紹介しているので参考にしてください。

特におすすめのUI/UXデザインスクールの公式サイトをご紹介します。カリキュラムの詳細、実際の受講生の体験談、そして成功した卒業生の声など、多くの情報が掲載されています。専門家のサポートを受けながら、キャリアを次のレベルへと進めるチャンスです。

UI/UXデザイナーのフリーランスの実情

フリーランスUI/UXデザイナーの平均年収

フリーランスとして活動するUI/UXデザイナーの平均年収は、通常、600〜700万円程度と言われています。具体的な案件単価は週に2〜3日の稼働で月収50万円前後が見込まれ、中には月収100万円前後を稼ぐデザイナーも存在します。そのため、経験やスキルによっては年収が1,000万円を超えることも可能です。

UI/UXデザイナーになることを考えている方にとって、フリーランスの道も魅力的な選択肢の一つです。高い年収を実現するためには、クライアントからの評価やプロジェクトへの参加が重要であり、スキルの向上やネットワーク構築も役立ちます。

FLEXYというサイトの記事を参考にしています。年収に関する情報は、時期や状況によって変動する可能性があるため、最新の情報や詳細なデータを取得する際には、専門の情報源や公式な統計を参照することをおすすめします。

フリーランスUI/UXデザイナーのメリット

  1. 収入UPが期待できる: フリーランスとしてのUI/UXデザイナーは、正社員としての高い給与水準に加えて、プロジェクトごとの報酬を得る機会があり、収入を増やす可能性が高まります。独立することで収入の上限が拡大し、経験や実績に応じて報酬を交渉できます。
  2. 様々な案件を経験できる: フリーランスUI/UXデザイナーは、短期間で複数のプロジェクトに関与できるため、多様な業界やクライアントとの経験を積むことができます。これにより、幅広いスキルセットを獲得し、柔軟に対応できる能力を養うことができます。
  3. キャリアアップがしやすい: フリーランスUI/UXデザイナーは、自身のスキルを活かしてプロジェクト全体に関与し、上流の企画や開発にも参加する機会があります。これにより、キャリアの幅を広げ、専門知識を深化させることが可能です。

フリーランスUI/UXデザイナーになることを検討している方にとって、これらのメリットはキャリアの発展と収入の向上につながる魅力的な選択肢です。独立の道を進む際には、プロジェクト管理やクライアント対応のスキルも重要となりますが、それによって自己成長と成功を実現できるでしょう。

フリーランスUI/UXデザイナーのデメリット

  1. 収入が不安定: フリーランスUI/UXデザイナーは、案件の獲得が安定しないことがあり、収入の変動が大きいデメリットがあります。時には仕事が途切れる期間も考えられます。
  2. 業務の範囲が拡大: フリーランスとして活動する際、UI/UXデザインにとどまらず、プロジェクト全体に関与することが求められることがあります。これにはプロジェクト管理やクライアント対応など、デザイン以外の業務も含まれます。
  3. 常に知識を更新する必要: UI/UXデザイン分野は急速に進化しており、最新のデザイントレンドや技術を追跡し続ける必要があります。これには学習とスキルの向上に時間と労力を費やす必要があります。

フリーランスUI/UXデザイナーになることを検討している方は、これらのデメリットに対処できる覚悟が必要です。不安定な収入に対して備え、多彩な業務に柔軟に対応し、絶えず学び続けることで、フリーランスとしてのキャリアを成功に導けます。

UI/UXデザイナーとしてのキャリアを真剣に考えている方には、専門的なスクールでの学びがおすすめです。実際の業界のプロフェッショナルから直接学べるスクールでは、実践的なスキルや知識を習得することができます。私たちが特におすすめするUIUXデザインスクールについての詳細は、『社会人におすすめのUIUXデザインスクールガイド』でご紹介しています。キャリアアップを目指すあなたの一助となること間違いなしですので、ぜひチェックしてみてください。

フリーランスとしてのUI/UXデザイナーのキャリアは、自由度が高く魅力的な選択肢となりますが、成功するためには適切な情報やサポートが不可欠です。フリーランスとしての活動をスタートする前に、詳しい情報や実際の成功事例を知ることができる公式サイトをチェックして、より確固たる一歩を踏み出しましょう。

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